高額療養費見直し等の委員意見を事務局が整理、補正予算案も保険局が報告
- 高額療養費の外来特例について廃止の方向での検討を求める意見
- 1,000万円以上の高額レセプトが平成26年度300件→令和5年度2,000件超に増加
- 高額レセプト上位100位の内訳、高額薬剤が約75%を占めると報告
- マイナ保険証利用促進等に260億円など補正予算案を保険局が報告
- 年収の壁対策や被用者保険適用拡大を含む総合経済対策を報告
第188回医療保険部会では、資料1として2024年11月28日開催分の医療保険制度改革に関する委員意見が事務局によりまとめられ報告された。高額療養費制度については、自助の徹底やセルフメディケーション推進を求める意見、外来特例の廃止の方向での検討を求める意見、年代・年収別など詳細データの提示を求める意見、高齢者の社会参加促進による医療費抑制の可能性を指摘する意見など、複数の立場からの意見が示された。また、1,000万円以上の高額レセプト件数が平成26年度の300件から令和5年度には2,000件以上に増加し、その内訳も循環器系疾患中心から高額薬剤中心(約75%)に変化しているとのデータが示された。資料2では、令和6年11月22日閣議決定の総合経済対策のうち、年収の壁対策、被用者保険の適用拡大、マイナ保険証利用促進等の関連部分が報告された。資料3では、令和6年度補正予算案(保険局関係)として、マイナ保険証関連施策や診療報酬改定DX、データヘルス推進、各種システム改修に関する予算項目と金額が報告された。