費用対効果評価制度の見直し個別論点(その3)と令和8年度改革骨子案を議論
- 追加的有用性の呼称を「比較技術に対する健康アウトカム指標での改善」に変更する論点
- リアルワールドデータ活用の課題を研究班で整理検討する論点を提示
- 2025年12月1日時点で72品目が評価対象、53品目が評価終了
- 価格調整が行われた38品目の価格調整額割合は中央値-4.29%
- 比較対照技術の設定の考え方を整理する骨子案を提示
第75回費用対効果評価専門部会では、制度見直しに関する検討(その3)として「追加的有用性」と「リアルワールドデータの活用」が論点として示された。追加的有用性については、薬価算定における「有用性」との混同を避ける観点から、呼称を「比較技術に対する健康アウトカム指標での改善」とすることが論点として提示された。リアルワールドデータについては、研究班での課題整理検討や、諸外国の活用事例を踏まえた取扱いの継続議論が論点とされた。また、令和8年度費用対効果評価制度改革の骨子(案)が示され、2025年12月1日現在で72品目が評価対象となり53品目が評価終了したことや、評価終了49品目のうち価格調整が行われた38品目で価格調整額の割合の中央値が-4.29%であったことなどの検証結果が報告された。骨子案では、比較対照技術の設定の考え方の整理、介護費用の取扱いについての継続研究、追加的有用性の呼称変更、ICERを用いた総合的評価の継続などが具体的内容として示された。