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中医協 総-10
8 . 4 . 8
答申書附帯意見に関する事項の検討の進め方について(案)
○ 令和8年度診療報酬改定の答申書附帯意見については、調査検証や、検討を行う必要
がある。別添のとおり、それぞれの検討の場において、令和8年度診療報酬改定の影
響の検証とともに、次期診療報酬改定に向けて、調査及び必要な検討に入ることとし
てはどうか。
1
別添
答申書附帯意見 主な検討の場
(全般的事項)
1 近年、診療報酬体系が複雑化していることを踏まえ、患者をはじめとす
る関係者にとって分かりやすい診療報酬体系となるよう検討すること。ま 総会
た、施設基準届出のオンライン化や共通算定モジュールの活用を進めるな
ど、診療報酬の請求手続きの負担軽減を図ること。
調査実施小委員会
(物価対応) (経営状況の把
2 物価対応に係る評価について、医療機関等の経営状況等を把握した上 握)
で、実際の経済・物価の動向を踏まえて必要な場合には、令和9年度にお ※令和9年度の対応及
ける更なる対応について検討すること。また、物価対応に関する基本料・ び今後の評価のあり方
技術料を含めた今後の評価のあり方について検討すること。 に係る検討は総会で実
施
(賃上げ)
入院・外来医療等
3 賃上げに係る評価について、40歳未満の勤務医師・勤務歯科医師・薬局
に関する調査・評
の勤務薬剤師、事務職員、歯科技工士等を含む幅広い医療関係職種におい
価分科会
て賃上げが適切に実施されているか、実態を迅速かつ詳細に把握した上
※令和9年度の対応に
で、医療機関等の経営状況及び実際の経済・物価の動向を踏まえて必要な
係る検討は総会で実施
場合には、令和9年度における更なる対応について検討すること。
(病棟業務等の向上・効率化・タスクシフト/シェア)
4 看護業務や医師の事務作業等の更なる向上や業務効率化・負担軽減を推
進する観点から導入した、看護職員と他の医療職種が協働して病棟業務を
入院・外来医療等
行う体制、ICT、AI、IoT等の活用による看護職員等の配置基準の柔軟化、
に関する調査・評
専従業務の柔軟化等について、職員の業務負担、医療の質、医療安全への
価分科会
影響、生産性向上、医療従事者の確保等の観点から、病棟の種別ごとに今
回改定による影響を幅広く調査・検証するとともに、適切な評価の在り方
について引き続き検討すること。
(入院医療)
5 急性期病院一般入院基本料や急性期総合体制加算を新設したことによ 入院・外来医療等
る影響の調査・検証を行うとともに、病院や病床の機能に応じた急性期入 に関する調査・評
院医療の適切な評価について、10対1急性期病棟の在り方も含め、引き続 価分科会
き検討すること。
6 特定集中治療室管理料等、高度急性期入院医療に係る今回改定による影
入院・外来医療等
響の調査・検証を行うとともに、重症度、医療・看護必要度の項目、SOFA
に関する調査・評
スコア等、入院患者のより適切な評価指標や測定方法等、病院や病室の機
価分科会
能に応じた入院料の評価の在り方等について、引き続き検討すること。
7 救急外来応需体制の評価、下り搬送の評価、在宅療養を行う高齢者・介
護保険施設等入所者の後方支援機能の評価等、救急搬送に係る今回改定に 入院・外来医療等
よる影響について、在宅療養を行う高齢者や介護保険施設入所者の救急搬 に関する調査・評
送・緊急入院の受入れや高次医療機関への転院搬送の実態を把握する等、 価分科会
幅広く調査・検証を行うとともに、病院や病床の機能に応じた高齢者救急
2
受入れや三次救急医療機関の評価の在り方について、介護保険施設等の協
力医療機関が果たす役割の観点も含め、引き続き検討を行うこと。
8 地域包括医療病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟
の評価の見直し等、包括期入院医療に係る今回改定による影響の調査・検
証を行うとともに、リハビリテーション・栄養管理・口腔管理、円滑な入
入院・外来医療等
退院や早期の在宅復帰等、質の高い入院医療の実現に向けて、これらの病
に関する調査・評
棟の適切な評価の在り方について、引き続き検討すること。また、療養病
価分科会
棟等の慢性期入院医療について、今回改定による影響の調査・検証を行う
とともに、在宅医療や介護保険施設等との役割分担や連携等の観点も踏ま
え、評価の在り方を引き続き検討すること。
9 DPC/ PDPS及び短期滞在手術等基本料について、今回改定による影響等
入院・外来医療等
について調査・検証を行うとともに、医療の質の向上と標準化に向け、診
に関する調査・評
療実態を踏まえた更なる包括払いの在り方について引き続き検討するこ
価分科会
と。
(人口少数地域の医療・医師偏在対策)
10 人口の少ない地域の外来・在宅医療提供体制の確保のための支援に対す
入院・外来医療等
る評価や、外科医療確保特別加算の新設等、医師の地域偏在・診療科偏在
に関する調査・評
対策等に係る今回改定による影響等について調査・検証を行うとともに、
価分科会
人口構成の地域差や病院薬剤師を含む医療従事者の偏在等を踏まえた適
切な評価の在り方について引き続き検討すること。
(外来医療)
11 初診料・外来診療料における逆紹介割合に基づく減算規定の見直しや連 入院・外来医療等
携強化診療情報提供料の見直し等、外来機能分化に係る今回改定による影 に関する調査・評
響の調査・検証を行うとともに、評価の在り方について引き続き検討する 価分科会
こと。
12 生活習慣病管理料(Ⅰ)(Ⅱ)や特定疾患療養管理料等について、今回改
入院・外来医療等
定による影響の調査・検証を行うとともに、診療ガイドラインに沿った質
に関する調査・評
の高い計画的な医学管理が推進されるよう、提供される医療の実態に基づ
価分科会
く評価の在り方について引き続き検討すること。
13 かかりつけ医機能を有する医療機関について、今回改定による影響の調 入院・外来医療等
査・検証を行うとともに、かかりつけ医機能報告制度の施行状況等を踏ま に関する調査・評
え、評価の在り方を検討すること。 価分科会
(在宅医療・訪問看護)
14 在宅医療、在宅歯科医療、在宅訪問薬剤管理及び訪問看護の質の向上に
向け、今回改定による影響の調査・検証を行うとともに、地域における医
検証部会
療提供体制の実態等も踏まえつつ、往診、訪問診療、歯科訪問診療、訪問
薬剤管理指導、訪問看護等における適切な評価の在り方を引き続き検討す
ること。
15 訪問看護について、同一建物居住者への訪問看護の評価の見直しや、一
連の訪問看護を1日あたりで包括的に評価する仕組みが新設されたこと
検証部会
等を踏まえ、指定訪問看護事業所の経営状況等の把握や今回改定の検証を
行った上で、評価の在り方について引き続き検討すること。また、精神科
3
訪問看護の利用者が増加傾向にある状況を踏まえ、利用者の状態や訪問看
護の提供内容等も含め、実態を踏まえた適切な評価の在り方について引き
続き検討すること。
(精神医療)
16 今回新設された精神科地域密着多機能体制加算の効果・影響等を検証す
る等、診療に当たって精神保健福祉法に基づく判断や手続きを伴う等の精
神医療の特性を踏まえ、引き続き地域移行・地域生活支援の充実を含む質 検証部会
の高い精神医療の評価について検討すること。また、地域の重度な精神身
体合併症患者を診療する役割を担う総合病院精神科に係る評価の在り方
について、今回改定の効果検証を行った上で、引き続き検討すること。
・検証部会(医療
(医療DX・オンライン診療)
DX)
17 医療DX(電子処方箋、電子カルテ共有サービス等)、オンライン診療(D
・入院・外来医療
to P with D、 D to P with Nなど)、改正医療法に基づくオンライン診
等に関する調査・
療受診施設の活用状況等について調査・検証を行うとともに、適切な評価
評価分科会(オン
の在り方について引き続き検討すること。
ライン診療)
(医療技術の評価)
18 リアルワールドデータの解析結果、臨床的位置付け、効果の有無に係る
エビデンス等を踏まえ、体系的な分類に基づいて見直しを行った医療技術
・医療技術評価分
を含め、医療技術の適切な再評価を継続的に行うこと。また、今回実施し
科会
た特定保険医療材料の不採算品再算定やシェアが分散している場合の対
・保険医療材料専
応を踏まえ、なお市場実勢価格が償還価格を上回る機能区分が生じる要因
門部会
の把握等を行うとともに、迅速かつ安定的に患者へ供給・提供させる観点
も踏まえた革新的な医療機器や検査等のイノベーションを含む先進的な
医療技術についての適切な評価の在り方を、引き続き検討すること。
(歯科診療報酬)
19 かかりつけ歯科医による歯科疾患・口腔機能の管理等の評価の見直しや
歯科治療のデジタル化の実施状況、入院患者等に対する医科歯科連携の評 検証部会
価の影響等を調査・検証し、口腔管理や治療の在り方や多職種連携の評価
の在り方について引き続き検討すること。
(調剤報酬)
20 敷地内薬局の開設状況の変化等に加え、いわゆる門前薬局や医療モール
薬局等に関して今回の改定による影響の調査・検証を行うとともに、適切 検証部会
な医薬品提供拠点の在り方も含め、薬局ビジョンを踏まえた薬局・薬剤師
の在り方について引き続き検討すること。
21 薬局の都市部偏在に関して今回の改定による影響の調査・検証を行うと
ともに、地域支援体制加算・在宅薬学総合体制加算における実績要件や人
員要件の在り方も含め、都市部における小規模乱立を解消するための評価 検証部会
の在り方、また、医療資源の少ない地域へ配慮した評価の在り方について
引き続き検討すること。
(長期処方やリフィル処方等)
検証部会
22 長期処方やリフィル処方に係る取組について、今回改定による影響の調
4
査・検証を行うとともに、積極的な活用策について引き続き検討すること。
また、医薬分業の現状やポリファーマシー対策の観点を踏まえた処方の評
価について引き続き検討すること。
(後発医薬品の使用促進)
23 バイオ後続品を含む後発医薬品の使用促進について、今回改定による影
響の調査・検証を行うとともに、後発医薬品の供給状況や医療機関や薬局 検証部会
における使用状況等も踏まえ、診療報酬における後発医薬品の使用に係る
評価について引き続き検討すること。
(医薬品の保険給付)
24 長期収載品や食品類似薬について、今回改定による影響の調査・検証を
検証部会
行うとともに、医薬品の保険給付の在り方について、供給状況や患者の負
担増に配慮しつつ、引き続き検討すること。
・薬価専門部会
(薬価制度、保険医療材料制度、費用対効果評価制度)
・保険医療材料専
25 イノベーションの推進、安定供給の確保、現役世代の保険料負担を含む
門部会
国民負担の軽減の観点から、諸外国の動向も踏まえつつ、各制度の在り方
・費用対効果評価
について引き続き検討すること。
専門部会
(施策の検証)
26 施策の効果や医療の質を含む患者への影響等について、データやエビデ
総会
ンスに基づいて迅速・正確に把握・検証できるようにするための方策につ
いて、引き続き検討すること。
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この資料について
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/)
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