この資料の本物(PDF)は厚生労働省にあります。
図や表を含め、正しい形で読めるのはこちらです。
取り出した文字を見る(25,921字)
⚠️ これはPDFから文字だけを取り出したものです。 表や図の形は失われ、行が入り組んで読みにくくなっています。 探すためのものとお考えください。 内容を確かめるときは、上のPDFをご覧ください。
令和8年10月16日 第218回社会保障審議会医療保険部会 資料2
2021年4月1日
医療保険制度における出産に対する支援の強化について
厚生労働省 保険局
これまでの議論の経緯
出産育児一時金の42万円から50万円への引き上げ(令和5年4月~)
こども未来戦略(令和5年12月22日閣議決定)
本年4月からの出産育児一時金の大幅な引上げ(42 万円→50 万円)及び低所得の妊婦に対する初回の産科受診料の費用助成を着実に実施する
など、妊婦の経済的負担の軽減を推進するとともに、出産費用の見える化について来年度からの実施に向けた具体化を進める。
出産費用の見える化については、本年夏にかけて有識者による検討において公表項目等の整理を行ったところであり、今後、医療機関等の協力
を得て、必要な情報の収集やウェブサイトの立ち上げを行う。
その上でこれらの効果等の検証を行い、2026 年度を目途に、出産費用(正常分娩)の保険適用の導入を含め、出産に関する支援等の更なる強化
について検討を進める。
厚生労働省「出産なび」運用開始(令和6年5月)
妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(令和6年6月~令和7年5月 計10回)
妊産婦の当事者、周産期医療の立場等の方の参集を求め、妊娠・出産・産後の支援強化の方向性を整理。
【議論の整理(令和7年5月14日公表)】
今後、令和8年度を目途に、産科医療機関等の経営実態等にも十分配慮しながら、標準的な出産費用の自己負担無償化に向けた具体
的な制度設計を進めるべきである。
経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月13日閣議決定)
妊娠・出産・産後の経済的負担の軽減のため、2026年度を目途に標準的な出産費用の自己負担の無償化に向けた対応を進める。
社会保障審議会 医療保険部会(令和7年12月25日 議論の整理公表)
具体的な制度設計の詳細について、妊産婦の当事者・産科医療関係者を交え議論。妊産婦からは費用負担軽減と納得感の向上を求める声、
産科医療関係者からは産科施設の厳しい経営状況や地域で安全に出産できる医療体制を堅持することの重要性についての意見が挙がった。
健康保険法等の一部を改正する法律(令和8年法律第31号)公布(令和8年6月5日)
経済財政運営と改革の基本方針2026(令和8年7月21日閣議決定)
妊娠・出産の経済的負担軽減と安心・安全な小児・周産期医療提供体制の両立
1
健康保険法等の一部を改正する法律 (令和8年法律第31号) の概要 令和8年6月5日公布
改正の趣旨
持続可能な医療保険制度の実現に向けて、必要な保険給付等の適切な実施と世代間や世代内での負担の公平性の確保を図るため、一部保
険外療養の創設、後期高齢者医療における金融所得の保険料等への勘案、出産に係る給付体系の見直し、国民健康保険における子どもに係
る均等割保険料等の軽減の拡充等の措置を講ずるほか、医療機関の業務効率化と勤務環境改善の取組等に係る措置を講ずる。
改正の概要
1.より公平な負担の実現、効率的な給付の確保
【健康保険法、国民健康保険法、高齢者の医療の確保に関する法律等】
① OTC医薬品との代替性が特に高い薬剤を用いた療養等について、薬剤費の一部を保険給付外とする一部保険外療養を創設する。
② 後期高齢者医療において、上場株式の配当等の金融所得を保険料の算定や窓口負担割合等の判定に公平に反映するため、金融所得の支払に係る
報告書等(法定調書)を金融機関等がオンラインにより後期高齢者医療広域連合へ提出する義務等を設ける。
2.出産等の次世代支援や現役世代からの予防・健康づくりの拡充
【健保法、船員保険法、国保法、母子保健法等】
① 出産に伴う妊婦の経済的負担を軽減するため、出産の標準的な費用に係る給付体系の見直し等を行う。
② 妊婦健診に伴う妊婦の経済的負担を軽減するため、妊婦健診(望ましい基準内)の実施に係る標準額を定める等の環境の整備をするほか、サー
ビス及び費用の見える化を進める。※こども家庭庁所管事項
③ 国民健康保険制度において、子どもに係る均等割保険料(税)の5割を軽減する措置の対象を、未就学児から高校生年代まで拡充する。
④ 現役世代の予防・健康づくりを強化するため、全国健康保険協会が取り組む保健事業に関する責務を明確化する。
3.必要な医療の提供の確保
【健保法、地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律、医療法等】
① 高額療養費の支給要件等を定める際には、特に長期療養者の家計への影響が適切に考慮されるよう、法律上明確化する。
② 業務効率化・勤務環境改善に取り組む医療機関を支援する新たな事業を地域医療介護総合確保基金に設けるほか、計画を作成し業務効率化・勤
務環境改善を推進する病院を厚生労働大臣が認定する仕組みを設ける。併せて、医療機関は業務効率化・勤務環境改善に努めるものとする。
4.その他
【健保法、国保法、高確法等】
① 全国健康保険協会の平均保険料率の引き下げとあわせ、令和8年度から令和10年度までの時限措置として、全国健康保険協会への国庫補助に係
る特例減額の控除額を引き上げる特例措置を講じる。
② 国民健康保険組合に対する国庫補助について、一定の場合に、現行の補助率の下限よりも低い補助率を例外的に適用する。
③ 国民健康保険の財政安定化基金(本体基金分)について、納付金(保険料)の抑制のための取崩しを認める。 等
このほか、平成19年の雇用保険法等の一部改正法で改正を要した船員保険法第76条第6項について、規定の形式的修正を行う。
施行期日
令和9年4月1日(ただし、2④及び4①は公布日、3①は令和8年8月1日、3②の一部は令和9年1月1日、1①は公布後1年以内に
政令で定める日、2①及び②は公布後2年以内に政令で定める日、1②は公布後5年以内に政令で定める日等)
2
健康保険法等の一部を改正する法律の各施行日 ※施行日が確定日付でないものは別途政令で定める
1.より公平な負担の実現、効率的な給付の確保
①一部保険外療養の創設 公布後1年以内(令和9年3月1日施行を想定)
②後期高齢者医療制度における金融所得の勘案 公布後5年以内
2.出産等の次世代支援や現役世代からの予防・健康づくりの拡充
①妊娠・出産に対する支援の強化 公布後2年以内
②妊婦健診における経済的負担の軽減 公布後2年以内
③子育て世帯の保険料負担軽減 令和9年4月1日
④全国健康保険協会が取り組む保健事業に関する責務の明確化 公布日
3.必要な医療の提供の確保
①高額療養費制度の考慮事項の明確化 令和8年8月1日
②医療機関の業務効率化・勤務環境改善への支援 令和9年4月1日(一部は令和9年1月1日)
4.その他
①協会けんぽに対する国庫補助に係る特例減額 公布日
②国民健康保険組合に係る見直し 令和9年4月1日
③国民健康保険の財政安定化基金に係る見直し 令和9年4月1日
3
附帯決議について(衆議院厚生労働委員会)(抄)
健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(抄)
令和八年四月二十四日
衆議院厚生労働委員会
政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。
一 出産の標準的な費用に係る給付体系の見直しに当たっては、妊産婦の経済的負担の軽減や妊産婦が納得感を持ってサービスを選択
できる環境整備が重要であり、その前提となるサービス内容と費用の見える化、それに基づく標準化を確実に実施し、安全・安心な
出産ができる環境整備に向け、周産期医療提供体制の確保に最大限努めること。また、当分の間、出産育児一時金の適用を受けるこ
とを可能とする経過措置については、妊産婦の選択に不利益・不公平が生じたり、保険者に過度な事務負担が生じたりすることのな
いようにしつつ、厳しい労働・経営環境に置かれた分娩施設の状況と意向を十分に踏まえること。さらに、新たな給付体系へ速やか
に移行できるよう、国から分娩施設への丁寧な説明など、所要の措置を講ずること。
二 分娩施設の体制維持・確保、産科医の確保や地域偏在の解消など、周産期医療提供体制の整備は、国のインフラ整備に関わる問題
であり、公費による支援を含む必要な対応策を検討すること。
三 分娩費、出産時一時金等の金額の設定に当たっては、医療保険財政及び保険料負担への影響を十分に考慮するとともに、分娩施設
を始めとする関係者の意見を十分に踏まえること。とりわけ、地域における分娩施設の経営実態を踏まえた標準的費用の設定、加算
措置その他必要な措置を講ずること。また、物価動向や人件費その他の経済状況の変化に適切に対応する観点から、関係者の意見も
踏まえつつ、不断に見直すこと。
四 妊婦の希望に応じて安全・安心な出産ができる環境整備に向け、麻酔を実施する医師の確保や安全管理体制の標準化など、安全で
質の高い無痛分娩や痛みの緩和を目的とした処置の提供体制確保のための方策を講ずること。
五 多胎妊婦に対する妊婦健康診査について、単胎妊娠を前提とした現行制度との間に生じている経済的負担及び支援の地域間格差の
実態を踏まえ、多胎妊娠の医学的特性に応じた標準的な健診内容の在り方の検討を行うとともに、多胎妊婦健康診査支援事業の全国
的な実施率向上に向けた具体的な方策や国の関与の在り方を含め検討すること。また、民間団体等との連携による周知・支援体制の
強化及び申請手続による当事者の負担の軽減に必要な措置を検討すること。
4
附帯決議について(参議院厚生労働委員会)(抄)
健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(抄)
令和八年五月二十八日
参議院厚生労働委員会
政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。
一 医療保険制度の見直しに当たっては、給付と負担の在り方の見直しに加えて、医療機能の維持や医療従事者の確保といった医療提
供体制の在り方、医療の質の向上への対応を含め、医療全体をどのように維持し、国民皆保険制度を堅持していくかとの観点から、
議論を行うこと。
二 出産の標準的な費用に係る給付体系の見直しに当たっては、妊産婦の経済的負担の軽減や妊産婦が納得感を持ってサービスを選択
できる環境整備が重要であり、その前提となるサービス内容と費用の見える化、それに基づく標準化を確実に実施し、安全・安心な
出産ができる環境整備に向け、周産期医療提供体制の確保に最大限努めること。また、当分の間、出産育児一時金の適用を受けるこ
とを可能とする経過措置については、できる限り多くの分娩施設が新たな給付体系を選択するよう促すとともに、妊産婦の選択に不
利益・不公平が生じたり、保険者に過度な事務負担が生じたりすることのないようにしつつ、厳しい労働・経営環境に置かれた分娩
施設の状況と意向を十分に踏まえること。さらに、新たな制度の下で地域の周産期医療体制を維持・確保できるよう、国から分娩施
設への支援や丁寧な説明など、所要の措置を講ずること。
三 分娩施設の体制維持・確保、産科医の確保や地域偏在の解消など、周産期医療提供体制の整備は、国のインフラ整備に関わる問題
であり、公費による支援を含む必要な対応策を検討すること。
四 分娩費、出産時一時金等の金額の設定に当たっては、医療保険財政及び保険料負担への影響を十分に考慮するとともに、分娩施設
を始めとする関係者の意見を十分に踏まえること。とりわけ、分娩経過が多様であることや、地域における分娩施設の経営実態を踏
まえた標準的費用の設定、加算措置その他必要な措置を講ずること。また、物価動向や人件費その他の経済状況の変化に適切に対応
する観点から、関係者の意見も踏まえつつ、不断に見直すこと。
五 妊婦の希望に応じて安全・安心な出産ができる環境整備に向け、麻酔を実施する医師の確保や安全管理体制の標準化など、安全で
質の高い無痛分娩や痛みの緩和を目的とした処置の提供体制確保のための方策を講ずること。
5
妊娠・出産に対する支援の強化
平均出産費用 の年次推移
※
趣旨・概要 (万円)
※妊婦合計負担額から個室料・産科医療補償制度掛金等を除いたもの
54
53
⚫ 出産費用が年々上昇する中、現行の出産育児一時金は、支給額を引き上げても妊婦の負 ●全施設
52
担軽減につながらないという課題があり、妊婦の経済的負担の軽減を図るには、給付方 51 ●公的病院 52.0
式の見直しが必要。 50 ●私的病院 50.7
49 ●診療所 48.2
48 47.3
⚫ ①一次施設をはじめとした地域の周産期医療提供体制の維持 46.7
47
46.0
②見える化の徹底による、妊婦自身が納得感を持ってサービスを選択できる環境の整備 46 44.8 45.4
45 44.5
44.0
を実現しつつ、出産の標準的な費用(保険診療以外の分娩対応の費用)に妊婦の自己負担 44
43.0
が生じない仕組みとし、保険診療の一部負担金などのその他の費用にも一定の負担軽減が 43 42.1 出産育児一時金
41.7
42 増額(42 50万円)
図られるようにする。
41
40
H24 25 26 27 28 29 30 R1 2 3 4 5 6
(1)出産育児一時金に代わる給付方式の導入
新給付の適用施設(病院・診療所・助産所)
1.分娩1件当たり基本単価の設定(現物給付化)
保険診療以外の分娩の基本単価を国が設定。
体制・役割等
分娩1件当たり を評価 保険者から施設に直接支給(現物給付化)し、妊婦に負担が生じないようにする。
保険診療以外の 基本単価 加 ※ 具体的な給付水準は告示事項。施設の体制・役割等を評価して加算を設定。
分娩対応 算
全国同水準
2.全ての妊婦に対する現金給付の導入
現物給付化
1.とは別に、保険診療の一部負担金など出産時の費用負担の軽減を図るため、
+ + 全ての妊婦に定額の現金給付を行う。※金額は政令事項
保険診療 療養の給付 妊 3.新たな給付方式の導入時期
婦
(必要な場合) (従来どおり) に 施設の選択により、当分の間、施設単位で現行制度(出産育児一時金)の適用を
対
受けることも可能とする。
す
る
※ その他、新制度の対象助産所・助産師を厚生労働大臣が指定・登録する仕組み等を設ける。
現
金
アメニティ等の 見える化を徹底
給 (2)サービスと費用の関係の見える化の徹底
サービス (自己負担) 付
妊産婦が自身のニーズに応じたサービス(お祝い膳等)を納得感を持って選択でき
るよう、施設が提供するサービスの内容・費用等に関する情報提供を義務付ける。
※施設の選択により、当分の間、施設単位で現行制度の適用も可能
○ 併せて、地方交付税措置を講じている妊婦健診についても、「望ましい基準」内の検査の実施に係る標準額の設定や、見える化の推進を図る。6
出産に係る給付体系の構築に向けた主な論点と検討の場
⚫ 出産に係る診療、ケア等の内容、体制等の設定※
検討会において
論点整理
中医協において
⚫ 上記を踏まえた施設基準等の設定※
検討
⚫ 分娩取扱施設の経営実態、保険料への影響等も踏まえた給付水準の設定
医療保険部会において
⚫ 出産費用の見える化の推進
検討
⚫ 施行時期
※関連する周産期医療提供体制や妊娠から産後にわたる支援体制等の観点でも検討
7
今後の議論の進め方(案)
〇 当部会においては、本年10月から検討を開始した「妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会」の検討状
況を踏まえつつ、出産に必要な診療・ケアの体制や内容等を勘案し、
⚫ 分娩1件あたりの基本単価(分娩費)の給付水準
⚫ 妊婦に対する現金給付(出産時一時金)の給付水準
⚫ 保険料財政への影響
⚫ アメニティ等のサービスの見える化のあり方
について、以下のとおり検討を進め、
妊婦等への周知、医療現場等の準備期間を確保する観点から本年12月頃を目途に成案を得ることとしてはどうか。
令和8年10月 議論の進め方の整理
基本単価・現金給付の水準に関する考え方、見える化のあり方について議論
実態調査等の結果を踏まえた給付水準に関する議論
上記のほか、調査研究等を踏まえた経営状況、保険料財政への影響等に関する議論
検討会の取りまとめを踏まえた制度全体像の整理※
令和8年12月頃 給付水準を含めた制度全体像に関するとりまとめ
※最終的には中医協への諮問を行う。
※検討会における、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を推進するための、分娩取扱施設において必要な
支援の内容、支援体制、地域や関係機関との連携状況や地域で安心安全に出産できる周産期医療体制の確保等に
関する議論も踏まえ、制度全体像について整理
8
参考資料
9
令和7年10月23日 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1
出生数及び合計特殊出生率の推移
○ 出生数は、平成28年に100万人を下回り、令和6年には過去最少の686,173人であった。
○ 合計特殊出生率は平成17年に1.26を底としてやや持ち直し、平成27年には1.45まで回復したが、その後再び減少
傾向となり、令和6年は1.15まで低下した。
出生数(万人) 合計特殊出生率
300 5
4.5
250
4
令和6年
最少の出生数 3.5
200 686,173人(確定数)
3
150 2.5
2
100
1.5
1
50
令和6年
0.5
1.15
0 0
出生数 合計特殊出生率
10
出典:人口動態統計、人口推計
令和7年10月23日 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1
出生場所別出生者数の推移
1950年代までは施設外での分娩が多数を占めていたが、1960年代からは施設内での分娩が多数を占めるようになった。
現在では医療機関での分娩が9割以上を占めている。
全体 727,288人
2,500,000 病院 394,648人(54.3%)
診療所 328,064人(45.1%)
4.0%
助産所 3,461人(0.5%)
1.2% 自宅・その他 1,115人(0.2%)
2,000,000
※割合は小数点第2位を四捨五入
0.46%
7.2% 0.23%
10.6% 0.12%
16.0% 0.14%
0.18%
3.8%
1,500,000
12.9% 2.0% 0.23%
44.2% 0.21% 0.14%
95.4% 49.9% 42.1% 1.0% 0.9% 1.0%
44.0%
42.4% 1.0% 0.9% 0.15%
0.7%
1,000,000 82.3% 34.3% 0.16%
43.0%
44.4% 45.2% 0.5%
47.4% 47.1% 0.5%
45.5%
8.5%
45.5%
45.3%
500,000 2.3% 17.5%
47.4%
43.3% 51.7% 55.5% 55.8%
0.53% 36.8% 54.5% 53.7%
51.4% 51.8% 53.7%
4.5% 24.1% 53.8% 54.0%
1.1%
10.8%
2.9%
0
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2022 2023
病 院 診療所 助産所 自宅・その他
出典:人口動態統計
11
令和7年10月1日 第1回小児医療及び周産期医療の
日本の周産期医療~諸外国との比較 提供体制等に関するワーキンググループ 資料4
• WHO等の報告によると、日本の周産期死亡率及び妊産婦死亡率は、諸外国と比較して低い。
妊産婦死亡率
(出生10万対)
周産期死亡率 妊産婦死亡率
40.0
日本* 2.1 (‘20) 2.6(‘21) 35.6
35.0
カナダ 5.8 (‘18) 7.5 (‘19)
アメリカ 6.0 (‘15) 35.6 (‘20)
30.0
フランス 11.8 (‘10) 4.4 (‘16)
ドイツ 5.6 (‘18) 3.6 (‘20) 25.0
イタリア 3.8 (‘13) 3.5 (‘17)
20.0
オランダ 4.9 (‘18) 1.2 (‘20)
スウェーデン 4.7 (‘18) 4.3 (‘18) 15.0
イギリス 6.2 (‘18) 3.9 (‘19)
10.0 日本 7.5
オーストラリア 3.0 (‘18) 2.0 (‘20)
ニュージーランド 4.5 (‘20) 1.7 (‘16) 5.0 2.6 3.5 4.3 3.6 3.9 4.4
2.0 1.7
1.2
*国際比較のため、周産期死亡は変更前の定義(妊娠満28週以降
0.0
の死産数と早期新生児死亡数を加えたものの出生千対)を用いて
いる。また、妊産婦死亡は出生10万対を用いている。 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0
周産期死亡率(出生千対)
12
出典:国民衛生の動向 2023/2024、厚生労働省「人口動態統計」、WHO「World Health Statistics Annual」、UN「Demographic Yearbook」
出生数と分娩取扱医療機関数の推移 令和7年10月23日
資料1
第201回社会保障審議会
医療保険部会
○ 出生数は減少しており、併せて分娩を取り扱う医療機関も減少している。
(施設数)
(出生数:人/年)
2,500 1,400,000
1,206,555 1,177,669
令和6年出生数
1,200,000
1,153,855
2,000 1,062,530 1,091,156
686,173人
1,050,807
1,003,609
1,000,000
946,146
840,835
1,500
800,000
727,288
2,271
600,000
2,072
1,000
1,803
1,720 1,612
1,625
1,503 1,441
1,327 1,243 400,000
1,321 1,144
999
1,126
500 1,051 1,041
995 886
946
200,000
880
0 0
H8 H11 H14 H17 H20 H23 H26 H29 R2 R5
分娩取扱診療所 分娩取扱病院 出生数
13
出典:厚生労働省 「医療施設調査(動態・静態)」、「人口動態調査」
令和7年10月23日
資料1
第201回社会保障審議会
分娩を取り扱う助産所数の推移 医療保険部会
500
450
445
450
408
400
400 379
366
349
343 341 338
350 325
300
250
200
150
100
50
0
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
【出典】衛生行政報告例(※出張のみの助産所は含まない) 14
令和7年10月1日 第1回小児医療及び周産期医療の
提供体制等に関するワーキンググループ 資料4
都道府県ごとの分娩取扱医療機関数
• 分娩取扱医療機関数は地域差がある。
• 東京都は最も多く147医療機関である一方、最も少ない高知県では9医療機関である。
• また、多くの都道府県で分娩取扱施設数は減少している。
都道府県ごとの分娩取扱医療機関数
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
北 青 岩 宮 秋 山 福 茨 栃 群 埼 千 東 神 新 富 石 福 山 長 岐 静 愛 三 滋 京 大 兵 奈 和 鳥 島 岡 広 山 徳 香 愛 高 福 佐 長 熊 大 宮 鹿 沖
海 森 手 城 田 形 島 城 木 馬 玉 葉 京 奈 潟 山 川 井 梨 野 阜 岡 知 重 賀 都 阪 庫 良 歌 取 根 山 島 口 島 川 媛 知 岡 賀 崎 本 分 崎 児 縄
道 川 山 島
平成20年 令和5年
15
出典:医療施設調査、人口動態調査
令和7年10月1日 第1回小児医療及び周産期医療の
提供体制等に関するワーキンググループ 資料4
都道府県ごとの分娩取扱医療機関数
• たとえば東京都は分娩取扱医療機関数が最も多いが、出生1000人あたりの分娩取扱医療機関数は最も少ない。
出生1000人あたりの都道府県ごとの分娩取扱医療機関数
6
5
4
3
2
1
0
全北青岩宮秋山福茨栃群埼千東神新富石福山長岐静愛三滋京大兵奈和鳥島岡広山徳香愛高福佐長熊大宮鹿沖
国海森手城田形島城木馬玉葉京奈潟山川井梨野阜岡知重賀都阪庫良歌取根山島口島川媛知岡賀崎本分崎児縄
道 川 山 島
平成20年 令和5年
16
出典:医療施設調査、人口動態調査
令和8年10月1日 第1回妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会 資料2
出産育児一時金について
概要
• 出産育児一時金とは、健康保険法等に基づく保険給付として、健康保険や国民健康保険などの被保険者また
はその被扶養者が出産したとき、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度。
• 出産育児一時金の支給額については、出産費用等の状況を踏まえ、弾力的な改定を実施するため、被用者保
険は政令、市町村国保は条例で、それぞれ規定。
• 令和5年4月から室料差額等を除いた全施設の平均出産費用等を勘案して定めており、原則50万円(本人
支給分48.8万円+産科医療補償制度の掛金分1.2万円)を支給。
<支給件数・支給額(令和5年度)>
支給件数(万件) 支給額(億円)
健康保険組合 24 1,191
協会けんぽ 32 1,572
共済組合 12 571
市町村国保 6 291
国保組合 2 92
計 77 3,720
※1 支給額は原則50万円。
※2 出産育児一時金に要する費用について、支給額の財源構成は保険料+後期高齢者医療制度からの出産育児交付金(令和8
17
年度からは支給に要する費用の約7%)となっている。
出典:「医療保険に関する基礎資料」
令和7年11月20日 第204回社会保障審議会医療保険部会 資料2
出産育児一時金の経緯
平成6年10月~ 出産育児一時金の創設(支給額30万円)
○ 「分娩」という保険事故に対する一時金である「分娩費(標準報酬月額の半額相当(最低保障額24万円))」と「育児手当金(2
千円)」を廃止し、出産前後の諸費用の家計負担が軽減されるよう、出産育児一時金を創設。
○ 支給額の考え方:分娩介助料(国立病院の平均分娩料26.4万円(H5))、出産前後の健診費用(2.7万円)、育児に伴う初期費用
等を総合的に勘案して、30万円に設定された。
平成12年医療保険制度改革 30万円を据え置き
○ 平成12年医療保険制度改革に際して、平成9年の国立病院の平均分娩料が30万円、健診費用が3.6万円であったが、引き上げた場合
の保険財政への影響を勘案して、出産育児一時金は分娩料のみを補填するものと位置づけ、引き上げを行わなかった。
平成18年10月~ 35万円に引き上げ
○ 支給額の考え方:国立病院機構等における平均分娩料34.6万円(H17.3)
平成20年4月~ 後期高齢者医療制度の創設に伴う負担の仕組みの変更
○ 後期高齢者医療制度の創設に伴い、全世代が負担する仕組みから75歳未満の者のみで負担する仕組みに転換。
平成21年1月~ 原則38万円に引き上げ
○ 支給額に産科医療補償制度の掛金分3万円上乗せ
平成21年10月~ 原則42万円に引き上げ(平成23年3月までの暫定措置)
○ 支給額の考え方:全施設の平均出産費用約39万円(H19.9)※差額ベッド代、特別食、産後の美容サービス等は対象外
○ 出産育児一時金の直接支払制度を導入
平成23年4月~ 原則42万円を恒久化
平成27年1月~ 原則42万円(本人分39万円→40.4万円に引上げ)
○ 産科医療補償制度の掛金を3万円から1.6万円に引き下げ
○ 支給額の考え方:公的病院の平均出産費用40.6万円(平成24年度)※室料差額、その他(祝膳等)、産科医療補償制度の掛
金は除く
令和4年1月~ 原則42万円(本人分40.4万円→40.8万円引上げ)
○ 産科医療補償制度の掛金を1.6万円から1.2万円に引き下げ
令和5年4月~ 原則50万円(本人分40.8万円→48.8万円引上げ)
○ 支給額の考え方:全施設の平均出産費用約48万円(令和4年度の推計額) ※室料差額、その他(祝膳等)、産科医療補償制度の掛
金は除く
18
令和8年10月1日 第1回妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会 資料2
保険診療を伴わない分娩の平均出産費用の年次推移
55.0
53.7
54.0
53.0 52.4
52.6
52.0
50.6 51.1 52.0
51.0
50.0
50.0 50.7
49.0
出 49.0 48.2 48.2
産
47.5
費 48.0 47.3
用 46.9 48.4
46.7 47.9
(
47.0 46.2
万 45.8 46.0 46.8 47.4
円
46.0 45.4 46.4
)
44.8 46.3
44.6 44.5 45.7
45.0
44.0 45.0 45.5
43.7 45.2
44.0 43.3 44.5
43.0 44.2 44.4
43.7
43.0 43.9
42.1
41.7 42.7 43.2 43.1
42.0
41.7 42.4
41.0 41.3
41.6
41.1
40.0
40.6
平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
全施設の出産費用 公的病院の出産費用 私的病院の出産費用 診療所(助産所含む)の出産費用
※出産費用は妊婦合計負担額から「室料差額」、「産科医療補償制度掛金」、「その他」の費目を除く費用の合計額を指す。
※出産育児一時金の直接支払制度の請求データより厚生労働省保険局にて算出
19
令和8年10月1日 第1回妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会 資料2
保険診療を伴わない分娩の都道府県別の平均出産費用(令和6年度)
• 最も平均出産費用が高いのは東京都で648,309円、最も低いのは熊本県で404,411円であった。
9
0
3
700,000 ,
8
4 4
6 6
6
出 5 6 0 0 0 0 , , 0 0 0 0 0 0 9 7 5 , 3 5 4 7 8 7 , 8 1 4 7 4 5 , 1 7 4 1 1 2 , 6 2 5 7 2 0 , 5 4 4 2 7 4 , 6 2 5 7 8 6 , 5 8 4 1 2 0 , 1 3 5 6 3 7 , 7 0 5 3 5 2 , 5 2 5 4 7 2 , 3 3 5 5 3 8 , 9 2 5
,
6 8 5 3 6 5 , 9 0 5 1 0 4 , 6 1 5 2 2 0 , 5 9 4 8 8 6 , 8 5 4 6 1 6 , 7 0 5 3 1 5 , 9 0 5 5 8 6 , 2 1 5 4 5 3 , 7 0 5 7 6 7 , 4 3 5 0 4 9 , 4 8 4 0 1 6 , 6 8 4 5 9 0 , 3 8 4 2 4 8 , 2 9 4 0 5 3 , 5 1 5 6 1 0 , 9 8 4 5 0 5 , 3 4 4 0 5 1 , 9 1 4 1 0 6 , 3 7 4 5 1 8 , 0 1 5 6 7 1 , 3 0 5 1 3 5 , 1 5 4 8 2 5 , 1 8 4 5 2 8 , 0 7 4 8 0 6 , 5 7 4 2 2 0 , 8 2 4 9 5 3 , 1 9 4 9 0 6 , 3 5 4 6 5 2 , 5 7 4 1 1 4 , 4 0 0 1 7 , 6 5 4 4 3 0 , 7 3 4 3 2 1 , 6 4 4 7 9 8 , 9 1 4 5 0 8 , 9 1 5
産 4
400,000
費
用
(
円
) 300,000
200,000
100,000
0
北 青 岩 宮 秋 山 福 茨 栃 群 埼 千 東 神 新 富 石 福 山 長 岐 静 愛 三 滋 京 大 兵 奈 和 鳥 島 岡 広 山 徳 香 愛 高 福 佐 長 熊 大 宮 鹿 沖 全
海 森 手 城 田 形 島 城 木 馬 玉 葉 京 奈 潟 山 川 井 梨 野 阜 岡 知 重 賀 都 阪 庫 良 歌 取 根 山 島 口 島 川 媛 知 岡 賀 崎 本 分 崎 児 縄 国
道 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 都 川 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 府 府 県 県 山 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 島 県 平
県 県 県 均
※出産費用は妊婦合計負担額から「室料差額」、「産科医療補償制度掛金」、「その他」の費目を除く費用の合計額を指す。
※出産育児一時金の直接支払制度の令和6年度請求データより厚生労働省保険局にて算出 20
令和7年12月12日 第207回社会保障審議会医療保険部会 資料1改
保険診療を伴わない分娩の都道府県別の平均妊婦合計負担額(令和6年度)
• 最も平均妊婦合計負担額が高いのは東京都で754,243円、最も低いのは熊本県で460,634円であった。
3
4
2
800,000 , 4
5
7 0
2
8
妊 婦 5 6 7 0 0 0 0 0 0 , , , 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 8 6 , 0 0 5 3 2 5 , 4 8 4 1 6 0 , 0 2 5 1 8 1 , 0 2 6 5 9 2 , 5 9 4 3 2 8 , 1 8 5 6 5 4 , 4 5 5 7 5 9 , 2 1 6 3 8 2 , 9 9 5 3 7 0 , 6 8 5 4 7 8 , 1 1 6 6 0 5 , 3 1 6 , 6 6 6 2 1 4 , 6 6 5 4 8 1 , 7 7 5 2 8 8 , 4 5 5 7 7 9 , 5 2 5 6 2 0 , 0 6 5 0 4 9 , 9 5 5 8 5 7 , 0 6 5 2 5 4 , 7 6 5 6 9 8 , 0 0 6 4 7 4 , 1 7 5 7 3 3 , 6 8 5 4 4 7 , 4 5 5 6 8 0 , 4 7 5 6 7 1 , 7 8 5 6 8 7 , 5 5 5 0 6 8 , 3 2 5 2 1 2 , 3 7 8 4 3 , 8 3 5 7 6 7 , 6 6 5 8 9 9 , 9 4 5 0 6 9 , 6 0 5 6 3 1 , 3 5 5 5 2 6 , 7 3 5 4 0 2 , 0 4 5 9 0 9 , 2 1 5 0 0 1 , 7 5 5 0 6 4 , 7 0 5 6 0 7 , 8 2 5 4 3 6 , 0 3 5 6 , 1 0 5 7 8 9 , 9 8 4 4 1 7 , 9 9 4 1 4 1 , 2 9 4 7 0 9 , 2 9 5
合 4 6
4
計
負
担 400,000
額
(
円
) 300,000
200,000
100,000
0
北 青 岩 宮 秋 山 福 茨 栃 群 埼 千 東 神 新 富 石 福 山 長 岐 静 愛 三 滋 京 大 兵 奈 和 鳥 島 岡 広 山 徳 香 愛 高 福 佐 長 熊 大 宮 鹿 沖 全
海 森 手 城 田 形 島 城 木 馬 玉 葉 京 奈 潟 山 川 井 梨 野 阜 岡 知 重 賀 都 阪 庫 良 歌 取 根 山 島 口 島 川 媛 知 岡 賀 崎 本 分 崎 児 縄 国
道 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 都 川 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 府 府 県 県 山 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 島 県 平
県 県 県 均
※妊婦合計負担額は「室料差額」、「産科医療補償制度掛金」、「その他」の費目を含む。
※出産育児一時金の直接支払制度の令和6年度請求データより厚生労働省保険局にて算出
21
令和7年10月23日 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1改
保険診療を伴わない分娩の施設別の平均出産費用(令和6年度)
(円)
最大値
第3四分位数
平均値
第2四分位数(中央値)
第1四分位数
最小値
※第1・3四分位数から四分位範囲×1.5
以上離れた数値は外れ値として処理
※令和6年4月~令和7年3月請求分の直接支払制度専用請求書(社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険中央会)を集計。
22
※出産費用は妊婦合計負担額から「室料差額」、「産科医療補償制度掛金」、「その他」の費目を除く費用の合計額を指す。
令和7年10月23日 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1改
保険診療を伴わない分娩の施設別の平均妊婦合計負担額(令和6年度)
(円)
最大値
第3四分位数
平均値
第2四分位数(中央値)
第1四分位数
最小値
※第1・3四分位数から四分位範囲×1.5
以上離れた数値は外れ値として処理
※令和6年4月~令和7年3月請求分の直接支払制度専用請求書(社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険中央会)を集計。
23
※妊婦合計負担額は「室料差額」、「産科医療補償制度掛金」、「その他」の費目を含む。
令和7年12月4日 第206回社会保障審議会医療保険部会 資料1
分娩を目的とした入院時の診療報酬算定の一例
※算定額は医療費ベースであり、妊婦の一部負担金の額は、3割等の一部負担割合に所得区分に応じた高額療養費制度が適用される。
診療報酬算定額
5万円未満 5万~15万円未満 15万~50万円未満 50万円以上
(医療費ベース)
全体に占める割合 40.4% 19.2% 18.9% 21.4%
約1.5万円 約6.9万円 約33.8万円 約150万円
子宮頸管拡張と 点滴による陣痛促進を
点滴による陣痛誘発を 行った後に 選択帝王切開で出産し、 緊急帝王切開で出産し、
行った後に 吸引分娩で出産し、 鎮痛剤等の処方を受けた 輸血を受けた
経腟分娩で出産した 鎮痛剤等の処方を受けた
約1.8万円 約13.0万円 約48.0万円 約300万円
子宮頸管拡張と
算定額と 点滴による陣痛誘発と 点滴による陣痛誘発を 経腟分娩で出産した後に
緊急帝王切開で出産し、
ケースの一例 会陰切開を行った後に 行った後に 子宮を摘出し、
血栓予防や高血圧の
経腟分娩で出産し、 吸引分娩で出産し、 集中治療室で
治療を受けた
創部の縫合術を受けた 創部の縫合術と 輸血や救命処置等を受けた
鎮痛剤等の処方を受けた
約5.0万円
会陰切開を行った後に 出典:保険局医療課調べ(令和7年度入院・外来医療等の評価に関する調査研究)
吸引分娩で出産し、 ※ 協会けんぽから提供された令和6年度の出産育児一時金等の直接支払制度の専用請求書データと電子レセプ
トデータを突合し、出産年月の当月および前後1ヶ月分(3ヶ月分)の入院(医科・DPC)レセプトを抽出し
創部の縫合術と
たものから作成。
鎮痛剤等の処方を受けた ※ 算定額50万円未満は1,000円未満、50万円以上は10万円未満の端数処理を行っている。
24
45%
40%
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
0000000000000000000000000000000
1000000000000000000000000000000
000000000000000000000000000000
,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0
505050505050505050505050505050 11223344556677889900112233445
,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1
⚫ 集計方法
協会けんぽから提供された令和7年度の出産育児一時金等の直接支払制度の専用請求書データと電子レセプトデータを突合し、出産年月の当月および前後1か月分(3か月
分)の入院(医科・DPC)レセプトを抽出して集計。
⚫ 全国推計の方法
全国推計の件数は、全国の令和7年度に出産し出産育児一時金等を請求した件数(616,985件)を、協会けんぽの出産育児一時金等の直接支払制度専用請求書に記載された
分娩区分およびレセプト有無別の件数から得られた構成割合、および療養の給付額の平均値を用いて推計した。
療養の給付額は、1~3日に出産の場合は当月と前月、4~23日に出産の場合は当月、24日以降に出産の場合は当月と翌月のレセプトを対象に決定点数を集計。
診
診
項
合
療
算
療
算
目
計
報
定
報
定
酬
無
酬
有
の
の
件 数
合 計
( 件 )
2 8 6 , 2
( 1 0 0
5 5 , 3
( 1 9 . 3
2 3 0 , 9
( 8 0 . 7
協
5
%
1
%
4
%
会
8
)
7
)
1
)
け
療
ん ぽ
養 の
合
[ 万
6 , 0 8
6 , 0 8
給
計
円
8
8
,
,
付
]
8
8
2
2
額
6
0
6
(
件
合
6
1
4
件
1
1
9
全
数
計
)
6
9
7
,
,
,
国
9
3
6
8
1
6
規
5
9
6
模 換
療
1
1
養
3
3
算
の
合
[ 万
, 1
, 1
1
1
給
計
円
3
3
,
,
付
]
5
5
3
3
額
4
0
4
令和8年10月1日
分娩に係る療養の給付の推計 第1回妊娠・出産・産後における 資料3
診療やケアの内容等に関する検討会
⚫ 全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)から提供された出産育児一時金・家族出産育児一時金の直接支払制度
専用請求書データと電子レセプトデータを用いて、分娩時に診療報酬を算定している件数・給付額を推計した
ところ、全保険者ベースでは約1,311億3,534万円であった。
⚫ なお、令和7年度に出産し協会の加入者として出産育児一時金等の請求があった約28.6万件のうち、診療報酬
の算定があったのは約23.1万件(80.7%)であった。
【療養の給付の概算(令和7年度)】 【診療報酬の算定割合】 【診療報酬算定金額の分布】(協会けんぽ)
(医療費ベース)
(協会けんぽ)
19.3%
出産育児一時金等
専用請求書全件数
約28.6万件
80.7%
療養の給付額(全保険者換算)
診療報酬の算定無
13,113,534 [万円] 診療報酬の算定有
出典:保険局医療課調べ(令和8年度入院・外来医療等の評価に関する調査研究)
(※ 0円を含まない) (円)
25
分娩から産後入院の経過の一例
令和7年11月20日 第204回社会保障審議会医療保険部会 資料2改
ケース1(保険診療を
妊娠40週の妊婦に陣痛が発来したため入院。翌日に経腟分娩。母子同室で出生後5日目まで過ごし退院した。
伴わない分娩)
出産前 出産当日 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目
状況 陣痛発来~入院 分娩 産後 退院
分娩進行の観察、緊急に備えた対応 診察 血液検査 体重測定 診察
妊
体重測定 尿検査
産 処置・
婦 ケア 等 尿検査 破水の検査 検温、子宮収縮・出血の確認
検温 育児指導(授乳・沐浴など)
出生後の評価 授乳、沐浴など
新 管理・
検温 検温・体重測定・検査
生
保育 等
児
身体計測 診察 診察
ケース2(帝王切開) 妊娠38週の妊婦が予定帝王切開のため入院。帝王切開術で分娩し、母子ともに経過は良好で出生後7日目に退院した。
※黄色部分は保険診療を指す。
出産前 出産当日 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
状況 入院 手術 歩行開始 産後 退院
手術前後の観察、合併症予防 診察 血液検査 体重測定 診察
妊
体重測定 帝王切開術 尿検査
産 処置・
婦 ケア 等
尿検査 検温、子宮収縮・出血の確認
検温 疼痛コントロール 育児指導(授乳・沐浴など)
出生後の評価 授乳、沐浴など
新 管理・
生 検温 検温・体重測定・検査
保育 等
児
身体計測 診察 診察
26
※ 医療機関(病院、診療所)・助産所が作成している入院中の過ごし方に関するパンフレットやヒアリング等を元に保険局医療課にて作成
令和8年10月1日
資料3
第1回妊娠・出産・産後における
施設類型別の出産費用及び療養の給付額の平均 診療やケアの内容等に関する検討会
⚫ 協会けんぽに請求された出産育児一時金等の直接支払制度専用請求書データと電子レセプトデータを用いたデータ
(令和7年度)では、療養の給付は、総合周産期母子医療センター、地域周産期母子医療センター、その他病院、
診療所の順で高かった。
⚫ 出産費用は、診療所、その他病院、総合周産期母子医療センター、地域周産期母子医療センターの順で高かった。
施設類型別、出産費用及び療養の給付額の平均
594,652
600,000
529,251
488,795 499,705
475,321
500,000
442,762 444,757
400,000
300,000
233,013
200,000
127,930
100,000
0
総合周産期母子医療センター 地域周産期母子医療センター その他病院 診療所 助産所
(円)
出産費用 :n = 27,597 出産費用 :n = 50,291 出産費用 :n = 68,685 出産費用 :n = 138,259 出産費用 :n = 1,241
療養の給付: n = 24,778 療養の給付: n = 43,256 療養の給付: n = 57,810 療養の給付: n = 105,097
出産費用_平均 療養の給付_平均
出典:保険局医療課調べ(令和8年度入院・外来医療等の評価に関する調査研究)
⚫ 「出産費用」は妊婦合計負担額から「室料差額」、「その他」の費目を除く費用の合計額を指す。
⚫ 「療養の給付」は、当該出産月及び、出産日が月の上旬(1~3日)であった場合は出産月の前月、出産日が月の下旬(24日以降)であった場合は出産月の翌月も含めた期間
において、入院にかかる療養の給付の費用を集計。
⚫ 出産費用及び療養の給付が0円のデータは除外して集計。
27
令和8年10月1日 第1回妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会 資料3
施設類型別の出産育児一時金等の請求状況、産科手術の算定状況等
⚫ 協会けんぽに請求された出産育児一時金等の直接支払制度専用請求書データと電子レセプトデータを用いたデータ
(令和7年度)では、分娩取扱施設数は2,065か所、請求件数は286,258件。
⚫ 施設類型別にみると、帝王切開術の算定割合は総合周産期母子医療センターで42.2%と最も高いが、吸引娩出術は診
療所が11.4%で最も高い。
⚫ 助産所の施設割合は全体の11.4%ではあるが、請求件数では0.4%であった。
施設累計別における、施設及び請求割合
請求割合 9.6% 17.6% 24.0% 48.3% 0.4%
施設割合 5.4% 14.1% 24.1% 44.9% 11.4%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
総合周産期母子医療センター 地域周産期母子医療センター その他病院 診療所 助産所
施設類型 分娩取扱施設数 請求件数 請求件数/施設数 帝王切開術件数 吸引娩出術件数 鉗子娩出術件数
総合周産期母子医療センター 112 5.4% 27,603 9.6% 246.5 11,650 42.2% 1,652 6.0% 415 1.5%
地域周産期母子医療センター 292 14.1% 50,314 17.6% 172.3 17,783 35.3% 3,160 6.3% 467 0.9%
その他病院 498 24.1% 68,775 24.0% 138.1 15,499 22.5% 6,988 10.2% 825 1.2%
診療所 928 44.9% 138,325 48.3% 149.1 22,591 16.3% 15,809 11.4% 1,610 1.2%
助産所 235 11.4% 1,241 0.4% 5.3 - - -
全体 2,065 286,258 138.6 67,523 23.6% 27,609 9.6% 3,317 1.2%
出典:保険局医療課調べ(令和8年度入院・外来医療等の評価に関する調査研究)
⚫ その他病院は、総合・地域周産期母子医療センター以外の病院。
⚫ 請求件数は、出産育児一時金の直接支払制度の請求件数。
⚫ 帝王切開術、吸引分娩娩出術及び鉗子娩出術は、それぞれKコードの算定状況を基に集計(帝王切開術:K898 1・K898 2、吸引娩出術:K893、鉗子娩出術:K894 1又はK898 2)。
28
令和8年10月1日
資料3
第1回妊娠・出産・産後における
療養の給付の有無による出産費用の分布(割合)診療やケアの内容等に関する検討会
⚫ 協会けんぽに請求された出産育児一時金等の直接支払制度専用請求書データと電子レセプトデータを用いたデータ
(令和7年度)での出産費用の平均値は、療養の給付がありの場合は506,270円、なしの場合528,554円であった。
療養の給付の有無別、出産費用(円)の分布
50% 45.6%
40% 療養の給付の有無 あり なし
32.3%
30.9% 30.9% 件数 230,941 55,317
30% 平均値 506,270 528,554
中央値 503,000 522,670
17.8%
20%
12.3% 12.9%
10% 5.8%
4.3% 3.9%
2.4%
1.0%
0%
< 400,000 400,000 - 499,999 500,000 - 599,999 600,000 - 699,999 700,000 - 799,999 > 800,000
療養の給付あり 療養の給付なし
出産費用の階級 < 400,000 400,000 - 499,999 500,000 - 599,999 600,000 - 699,999 700,000 - 799,999 > 800,000
療養の給付の有無 あり なし あり なし あり なし あり なし あり なし あり なし
件数 41,190 3,190 71,284 17,088 74,678 25,201 28,295 7,110 9,953 2,172 5,541 556
割合 17.8% 5.8% 30.9% 30.9% 32.3% 45.6% 12.3% 12.9% 4.3% 3.9% 2.4% 1.0%
平均値 316,470 318,565 457,183 461,799 543,434 542,741 640,794 638,921 741,737 735,772 937,913 921,069
中央値 330,445 362,000 460,000 465,870 540,466 540,000 636,670 634,385 738,320 729,845 879,590 893,260
出典:保険局医療課調べ(令和8年度入院・外来医療等の評価に関する調査研究)
⚫ 「出産費用」は妊婦合計負担額から「室料差額」、「その他」の費目を除く費用の合計額を指す。
⚫ 「療養の給付」の有無は、当該出産月及び、出産日が月の上旬(1~3日)であった場合は出産月の前月、出産日が月の下旬(24日以降)であった場合は出産月の翌月も含め
た期間において、入院にかかる療養の給付の有無で集計。
29
令和7年10月23日
分娩取扱施設におけるサービスの提供状況
資料1
第201回社会保障審議会
医療保険部会
○ 分娩取扱施設のうち、例えば、「お祝い膳」の有無を妊産婦が選択できる施設は回答施設の3.3%であり、また
88.1%の施設で料金が入院料等の他の料金に含まれていた。
※標準で提供される場合は「有」、標準で提供されない場合は「無」、妊産婦が要否を選択できる場合は「妊産婦が選択」を選択
お祝い膳 写真撮影
妊産婦が選択 (3.3%) 妊産婦が選択 (13.0%)
提供の有無 有 (68.6%) 無 (28.1%) 提供の有無 有 (46.6%) 無 (40.4%)
(n=970) (n=972)
入院料等の他の料金に 含まれない 入院料等の他の料金に 含まれない
料金 料金
含まれる (88.1%) (11.9%) 含まれる (71.1%) (28.9%)
(n=680) (n=568)
0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
足形 エステ
(乳房マッサージを除く)
妊産婦が選択 (3.3%) 妊産婦が選択 (7.1%)
提供の有無 有 (50.5%) 無 (46.2%) 提供の有無 有 (34.6%) 無 (58.3%)
(n=967) (n=968)
入院料等の他の料金に 含まれない 入院料等の他の料金に 含まれない
料金 料金
含まれる (78.4%) (21.6%) 含まれる (77.7%) (22.3%)
(n=505) (n=395)
0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
出典:令和6年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(政策科学総合研究事業(政策科学推進研究事業))
「分娩取扱施設における出産に係る費用構造の把握のための調査研究」(速報値)(研究代表者 野口晴子)を元に保険局保険課で作成 30
※提供の有無・料金の集計ともに、回答のなかった施設(無回答の施設)は集計から除外している。
令和8年10月1日 第1回妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会 資料2
- 2024年5月30日公開 -
https://birth-navi.mhlw.go.jp/
妊婦の方々が、費用やサービスを踏まえて適切に出産施設を選択できる環境を整備するため、
全国の出産施設に関する情報の提供を行うWebサイトを厚生労働省が開設・運営しています。
掲載内容
出産施設ごとの特色・サービスの内容等に関する情報と、
出産費用等に関する情報を併せて公表します。
(施設の概要) 施設種別、病床数、年間の分娩件数、専門職の人数など
(サービス内容) 助産師外来、院内助産、産後ケア、無痛分娩の有無など
(費用等の情報) 平均入院日数、出産費用の平均額など
▲条件に該当する出産施設の
掲載施設数 ▲一覧が表示されます
全国2,097施設の情報を掲載 (2026年2月20日時点)
※年間分娩取扱件数が21件以上の施設の約99.9%に加え、
20件以下の施設も任意で情報掲載
2026年2月 サイト改修
・ ウェブデザインを見直し、スマートフォンでの利用に最適化
・ NICU病床の有無など、要望の多かった検索条件を追加
▲トップページから、エリアや条件 ▲各施設の詳細情報が
・ その他、検索機能の充実など
▲等で出産施設の検索を行えます ▲個別ページで表示されます
31
令和7年10月23日 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1
「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」の議論の経過
検討会では、医療関係者や医療保険者、被保険者の立場の者、自治体関係者、学識経験者に加え、妊産婦の当事者やその声を伝える
立場の者の参画を得て、10回にわたり、多様な観点から議論を行った。
また、複数名の妊産婦のヒアリング、全国からの合計回答者数17,000名を超える複数のオンラインでの妊産婦等アンケート調査の
結果報告や、産科医療関係者、医療保険者、地方自治体関係者等からのヒアリングを実施し、様々な当事者の意見を丁寧に伺った。
同時に、出産費用等の見える化の効果分析や、分娩取扱施設における出産等の費用構造等の実態調査のデータも活用して議論を行った。
構成員 ◎:座長 ○:副座長 (五十音順、敬称略) 開催状況 事務局 : 厚生労働省 保険局、医政局、こども家庭庁 成育局
全国衛生部長会会長/高知県理事(保健医療担当) 家保 英隆 第1回 2024年6月26日 第6回 2024年12月11日
(1)検討会の設置について (1)今後の議論の進め方等について
奈良県立医科大学教授 今村 知明
(2)妊産婦等の支援策等をめぐる現状 (2)「出産なび」について
公益社団法人日本看護協会 常任理事 井本 寛子 (3)実態調査について
第7回 2025年2月5日
公益社団法人日本産科婦人科学会 常務理事 亀井 良政 第2回 2024年8月1日 (1)これまでの議論を踏まえた検討の方向性
健康保険組合連合会 会長代理 佐野 雅宏 (1)周産期医療や母子保健事業の提供側 (2)「出産なび」について
のヒアリング
三重県鈴鹿市長 末松 則子 第8回 2025年3月19日
第3回 2024年8月21日 (1)希望に応じた出産を行うための環境整備
公益社団法人日本助産師会 会長 髙田 昌代
(1)妊産婦の当事者のヒアリング (2)出産に係る妊婦の経済的負担の軽減等
(※2025年2月16日付で交代) 中根 直子
(2)妊産婦の声を伝える者のヒアリング
第9回 2025年4月16日
日本大学医学部 主任教授 田倉 智之
第4回 2024年9月11日 (1)分娩取扱施設における出産に係る費用構造の
◎ 東京大学大学院法学政治学研究科 教授 田邊 國昭 (1)医療保険者・医療提供側等のヒアリング 把握のための調査研究について
広島県府中町長 寺尾 光司 (2)自治体のヒアリング (2)出産に係る妊婦の経済的負担の軽減等
株式会ベネッセクリエイティブワークスたまごクラブ前編集長 中西 和代 第5回 2024年11月13日 第10回 2025年5月14日
(1)出産費用の見える化等の効果検証 (1)議論の整理(案)について
特定非営利活動法人manma 理事 新居 日南恵
(2)ヒアリング
公益社団法人日本医師会 常任理事 濵口 欣也
・妊産婦の当事者(3名) ・健康保険組合連合会
一般社団法人日本周産期・新生児医学会 理事 細野 茂春 ヒアリング
・株式会社赤ちゃん本舗 ・全国衛生部長会
公益社団法人日本産婦人科医会 副会長 前田 津紀夫 ・(公社)日本産婦人科医会 《アカチャンホンポユーザーの声》 ・三重県鈴鹿市
日本労働組合総連合会生活福祉局 次長 松野 奈津子 ・(公社)日本産科婦人科学会 ・株式会社ベネッセコーポレーション ・広島県府中町
《たまひよ妊娠・出産白書》
○ 国立研究開発法人国立成育医療研究センター ・(一社)日本周産期・新生児医学会 ・東京大学大学院講師
山縣 然太朗 ・(一社)全国妊娠SOSネットワーク
成育こどもシンクタンク 副所長 ・(公社)日本看護協会 小暮かおり氏
《子どもと家族のための
株式会社赤ちゃん本舗コミュニティデザイン統括部長 李 輝淳 ・(公社)日本助産師会 緊急提言プロジェクトアンケート》 ・井上法律事務所所長
井上清成氏
・(一社)日本産科麻酔学会
・コネヒト株式会社
※その他、参考人として、(公社)日本産婦人科医会会長 石渡勇氏、
・前田産科婦人科医院理事長
・(公社)日本小児科医会 《ママリユーザーの声》
(公社)日本小児科医会会長 伊藤隆一氏、(一社)日本助産学会理事長
前田津紀夫氏
片岡弥恵子氏、(一社)全国妊娠SOSネットワーク代表理事 佐藤拓代氏、 ・静岡大学教授 白井千晶氏 32
(公社)日本産婦人科医会常務理事 宮﨑亮一郎氏 等が出席 《お産を女性の手に取り戻すネットワークアンケート》
令和7年10月23日 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1
「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会 議論の整理」の概要
費用の見える化を前提とした標準的な出産費用の自己負担無償化と
①
安全で質の高い周産期医療提供体制の確保の両立
・ 出産育児一時金の増額後も出産費用は ・ 令和8年度を目途に、産科医療機関等の経営実態等にも十分配慮しながら
年々上昇し、地域・施設間格差が大きい 標準的な出産費用の自己負担無償化に向けた具体的な制度設計を進める
令和5年度平均出産費用 全国 50.7万円 出産に伴う診療・ケアやサービスには、医師等の専門的な判断に基づき実施されるものと、
東京都 62.5万円 熊本県 38.9万円 妊産婦が希望して選択するものがある 情報公開の徹底を含め、支援のあり方を検討
・ 赤字産科診療所の割合増 「標準」の内容、保険適用と窓口負担の関係、給付と負担のバランス等、さらに検討を深める
② 希望に応じた出産を行うことのできる環境の整備
・ 費用とサービスの関係が不明確 ・ 妊産婦が十分な情報に基づき、出産に関する自己決定・取捨選択ができる
環境を整備( 「出産なび」 による見える化の推進)
・ 出生場所は病院 54%、診療所 45%、
助産所等 0.7% ・ 希望に応じ、助産所においても出産や産後ケアを安全に行える環境を整備
・ 無痛分娩件数は13.8%(令和5年度) ・ 希望する妊婦が安全な無痛分娩を選択できる環境を整備
(安全な提供体制の確保、リスクやデメリットも含めた正しい理解の促進等)
③ 妊娠期、産前・産後に関する支援等
妊婦健診の公費負担状況は改善傾向だが ・ 妊産婦本位の切れ目のない支援体制を構築
自治体によってばらつきあり
・ 国が示す妊婦健診項目の自己負担がないよう、公費負担をさらに推進
国が示す検査項目の自己負担がない自治体 65%
・ 産後ケアの受け皿拡大、認知度向上、利用手続きの簡略化を進める
公費負担額 福島県13.6万円 神奈川県8.0万円
33
この資料について
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/)
当サイトが保存しているのは、PDFから取り出した文字だけです。 これは言葉で探せるようにするためのもので、 厚生労働省が公表した資料そのものではありません。 図表・画像・レイアウトは失われています。
正確な内容は、必ず厚生労働省のPDFをご確認ください。