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中 医 協 費 - 3
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医療技術の費用対効果の評価と活用について
(今後の検討における論点の提示)
費-2で検討した、「制度の基本的考え方」を前提に、次回以降、以下のよ
うな「具体的な評価の運用手法」に係る検討項目について検討を行う予定。
平成24年6月27日 費-3 より抜粋
2.当面の検討事項
(1)制度の基本的考え方
(中略)
(2)具体的な評価の運用手法
① 評価手法
1) 費用の範囲や取り扱い
2) 効果指標(QALY 等)の取り扱い(※)
3) 比較対照のあり方
4) データの取扱い 等
② 具体的な評価の活用手法(※)
1) 価格評価における評価の反映手法(※)
2) 保険収載時における評価の反映手法(※) 等
上記検討項目の中で、特に議論を行うことが必要と考えられる項目(上
記※)について、これまでの本部会での検討やご指摘を踏まえた、検討の背
景や考えられる論点についての整理は以下の通り。(次回以降の議論の際の
参考)
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(1) 「評価手法-効果指標(QALY 等)の取り扱い」(前項①の2))
① 検討の背景
○ 幅広い医療技術を効果という視点で評価できる指標について
検討することから、疾患横断的な比較のあり方など、幅広い観
点からの検討が必要である。
○ 諸外国の先行事例では、評価手法を定めたガイドライン等にお
いて、殆どの国が効果指標としてQALY を採用している。し
かし、QALY の具体的な活用方法については、必須とする、推
奨する、選択肢の一つとする等、国により取り扱いが異なって
いる。
○ QALY 以外の効果指標についても、考え方や使用可能な指標が
国により異なっており、国際標準となる唯一の指標があるわけ
ではない。
○ このような諸外国における先行事例の特徴や課題等を踏まえ、
我が国の費用対効果評価における効果指標の取り扱いについ
て、慎重な検討を行う必要がある。
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② 具体的な論点
○ 効果指標としてQALY を活用する場合に指摘されている以下
のような特徴や課題をどのように考えるか。
(例)
・疾患に依存しない。(異なる疾患間での比較が可能)
・QOLの評価が可能。
・諸外国で幅広く利用されており、既に一定の運用実績が
ある。更に、海外事例(データ)の活用も考慮可能。
・データの収集が困難な場合がある。
・データの収集や分析に多くの労力を要する。
○ QALY 以外の効果指標について、どのように考えるか。
(QALY 以外の効果指標の例)
・生存期間延長
・治癒率・治療目的達成割合
・臨床検査値 等
(利点・欠点の例)
・疾患等に応じた指標が利用可能。
・臨床試験等での指標を活用可能。
・異なる指標間での比較が困難。
・判断基準を個々の指標に応じて設ける必要がある。
○ 単一の効果指標による評価と複数の効果指標による評価の特
徴や課題についてどのように考えるか。
(例)
単一の効果指標 複数の評価指標
評価できる効果の範囲が狭まる 幅広い範囲の効果を評価できる
解釈が容易 解釈が困難
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(2) 「具体的な評価の活用手法」
(前項② 1)価格評価における評価の反映手法
2)保険収載時における評価の反映手法等)
① 検討の背景
○ 医療保険財政、企業等の技術開発等の動向、患者の医療技術へ
のアクセス等、様々な分野への影響が考えられるため、関係者
等の意見を聞きながら、幅広い観点からの検討が必要である。
○ 諸外国の先行事例では、保険等の収載の判断における費用対効
果評価の活用により、医療技術へのアクセスが阻害されている
との指摘がある。
○ 我が国の医療保険における価格評価については、安全性・有効
性を基本とした評価の仕組みが確立しているが、一方で、費用
対効果を踏まえたイノベーションを明示的に評価するような
具体的な基準等は設定されていない。
② 具体的な論点
○ 評価結果を保険収載の判断に活用することについては、特に慎
重な検討が必要ではないか。また、検討を行う際には、医療技
術へのアクセス確保について併せて検討を行うべきではない
か。
○ 評価結果の価格評価への反映について検討を行う際には、現行
の価格算定方式との整合性等に配慮する必要があるのではな
いか。
○ 費用対効果を踏まえたイノベーション評価のあり方について、
検討を行う必要があるのではないか。
○ 費用対効果の評価結果を保険収載や価格評価に反映するとし
た場合についても、保険における評価を希望する企業等から当
該評価結果に関する意見を聞く機会を設けることにしてはど
うか。
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この資料について
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/)
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