医療保険部会が議論の整理案を提示、高齢者窓口負担等は政府・与党で検討継続
- 医療保険部会は令和7年9月18日以降、12月18日現在で11回の議論を実施
- 改革パッケージに高額療養費見直しや薬剤自己負担見直し等を含める方針
- 高齢者の窓口負担割合は今後政府・与党で更に議論を深める予定
- マイナ保険証の利用率算出を令和7年12月公表分からレセプト件数ベースに変更
- 11月分実績で総計266,650,410件のうちマイナンバーカード利用104,643,851件
第208回社会保障審議会医療保険部会では、外来特例を始めとする医療保険制度改革についてのヒアリングと、医療保険制度改革についての議論、マイナ保険証の利用促進等について取り上げられた。資料1「議論の整理(案)」では、令和7年9月18日以降、ヒアリングを含め11回(12月18日現在)行われた議論を整理し、「世代内、世代間の公平の確保」「セーフティネット機能の確保」「現役世代及び次世代の支援強化」「必要な医療の提供と効率的な給付の推進」の4つの視点から、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直し、医療保険における金融所得の勘案、長期収載品の選定療養の見直し、高額療養費の見直し、標準的な出産費用の無償化に向けた制度創設、国民健康保険における子育て世代への支援拡充、入院時の食費・光熱水費の引上げ等を総合的なパッケージとして進める必要があるとされた。また高齢者の窓口負担割合の在り方についても議論が行われ、今後、政府・与党において更に議論が深められることが期待されるとされた。資料2ではマイナ保険証の利用率について、これまでのオンライン資格確認件数ベースの算出方法から、令和7年12月の公表分より、レセプト発行件数に占めるマイナ保険証利用人数で計算する方式に変更することが示され、11月分の実績内訳(病院・医科診療所・歯科診療所・薬局ごとの合計件数、マイナンバーカード・保険証利用件数等)が示された。