中医協総会、特定保険医療材料の機能区分見直しや再算定案、答申書附帯意見素案を検討
- 特定保険医療材料24項目で機能区分の細分化・定義変更等を提案
- 不採算品再算定で45機能区分の償還価格見直し案を提示
- 外国平均価格再算定は152区分検証、5区分が対象に
- 市場拡大再算定で人工肩関節用材料など5区分を対象とする案
- 答申書附帯意見素案で入院医療・在宅医療等の検討課題を列挙
令和8年1月28日の中医協総会第645回では、特定保険医療材料に関する3件の資料と、答申書の附帯意見素案が示された。総-1-1では、血管造影用シースイントロデューサーセットや人工股関節用材料、人工膝関節用材料など複数の機能区分について、細分化・定義変更・名称変更・留意事項変更などの見直し案(通番①〜㉔)が提示された。総-1-2では、供給が著しく困難な材料に関する不採算品再算定について、対象区分の選定基準と原価計算方式による算定方法が説明され、令和8年度は45機能区分について償還価格を見直す案が示され、人工腎臓用ダイアライザーや人工股関節用材料など具体的な新旧価格・希望償還価格が一覧化された。総-1-3では、外国平均価格に基づく再算定と市場拡大再算定の制度内容が説明され、令和8年度改定では152区分を検証した結果、5区分を再算定対象とする案、また市場拡大再算定では尿管ステントセットや人工肩関節用材料など5区分が対象とされ、15%以上償還価格が下落する区分には段階的引き下げを行うとされた。総-3では、答申書附帯意見の素案として、診療報酬体系の分かりやすさ、物価対応、賃上げ、病棟業務の効率化、入院医療、人口少数地域の医療、外来医療、在宅医療・訪問看護、精神医療など多岐にわたる項目について、令和8年度以降の検討課題が列挙された。