保険医療材料制度見直し(その3)で安定供給対策や内外価格差是正等を検討
- 議題は保険医療材料制度の見直しに関する検討(その3)
- 安定供給、内外価格差是正、保険適用手続、市場拡大再算定の4分野を検討
- 医療機器の供給不安等報告は令和6年度に増加、原因は薬事上等の問題が69.9%
- 供給困難要望の機能区分数は令和8年度に向け増加傾向(令和6年度79件)
- 業界は物価高騰を踏まえた償還価格の見直しや逆ザヤ対応を要望
第133回保険医療材料専門部会では「保険医療材料制度の見直しに関する検討(その3)」が議題となった。検討事項は、①医療機器の安定供給に係る事項(特定保険医療材料における物価上昇への対応としての不採算品再算定の拡充、逆ザヤへの対応)、②内外価格差等の是正(新規収載品の外国価格調整、既収載品における外国価格再算定)、③保険適用の手続に係る事項(体外診断用医薬品の保険適用時期、A3区分の保険適用希望の取扱い、承認事項の一部変更承認等後の取扱い、軽微変更届に伴う提出、様式見直し、不服意見の取扱い等)、④その他の事項(市場拡大再算定)の4つ。資料では、医療機器等の安定供給に関する報告件数が年々増加しており、令和6年度は「薬事上等の問題」が最多の原因(供給不安の69.9%)であったことが示された。また供給困難例として業界から要望のあった機能区分数は令和8年度改定に向けて概ね増加傾向にあり、保険医療材料等専門組織からは不採算品再算定の対象拡充の検討が提案され、業界からは原材料高騰を踏まえた物価変動に応じた償還価格算定や逆ザヤとなる機能区分数の調査等の要望が示された。