万博での再生医療情報発信の結果報告と第一種再生医療等提供計画2件を審議
- 万博会場に約17,000名来場、9日間開催
- 再生・細胞医療分野の情報発信が人気エリア第1位
- 病気治療目的の再生医療は肯定的回答多数
- 不老不死・運動能力向上目的は否定的回答が多い
- 神戸アイセンターと名古屋大学病院の提供計画を審議
第115回再生医療等評価部会では、まず公開議題として2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における再生医療等の情報発信の実施について報告があった。万博会場内EXPOメッセで2025年6月21日から29日にかけて開催され、計9日間で約17,000名が来場し、細胞培養の体験イベントや研究者・学生による講演イベントが行われたことが示された。来場者アンケートでは、再生・細胞医療・遺伝子治療分野の情報発信が「一番楽しかったエリア・アクティビティ」の第1位となったこと、病気やケガを治す目的の再生医療については大人・子供とも肯定的な回答が多数を占めた一方、不老不死や運動能力向上を目的とした利用については否定的な回答が多い傾向が示された。今後、これらのアンケート結果を国民向けアンケート作成の参考資料として活用し、再生医療分野への理解増進や研究開発・実用化推進に役立てる方針が示された。続いて非公開議題として、第一種再生医療等提供計画の再生医療等提供基準への適合性確認について、神戸市立神戸アイセンター病院による網膜変性疾患に対する同種iPS細胞由来RPE細胞凝集紐移植に関する先進医療(研究・新規)、および名古屋大学医学部附属病院による同種造血幹細胞移植後のEBV関連リンパ球増殖症に対する第三者由来抗原特異的細胞傷害性T細胞療法(研究・変更)の2件が審議事項として扱われた。