医療保険部会と高額療養費専門委員会が合同開催、OTC類似薬の自己負担見直し等を議論
- 高額療養費専門委員会が2025年12月16日に「基本的な考え方」をとりまとめ
- OTC類似薬77成分(約1,100品目)が特別の料金の対象に
- 特別の料金は対象薬剤の薬剤費の1/4、令和8年度中に実施予定
- 令和9年度以降に対象範囲拡大や特別料金引き上げを検討
- こども・がん患者・難病患者・低所得者等には配慮を検討
第209回社会保障審議会医療保険部会と第9回高額療養費制度の在り方に関する専門委員会が合同で開催され、医療保険制度改革について議論された。資料1-1「議論の整理(案)」では、2025年9月18日以降12回の議論を経て、セーフティネット機能の確保、現役世代の予防・健康づくりや次世代支援、世代内外の公平確保、必要な医療提供と効率的給付という4つの視点から改革パッケージが示された。資料1-2では、高額療養費制度の在り方に関する専門委員会が計8回の議論を経て、2025年12月16日に「高額療養費制度の見直しを行っていく場合の基本的な考え方」をとりまとめたことが報告された。資料1-3では、自由民主党・日本維新の会の政調会長間合意(令和7年12月19日)に基づき、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しとして、77成分(約1,100品目)を対象に薬剤費の1/4を「特別の料金」とする新たな保険外負担の仕組みを令和8年度中に実施することが示された。こども、がん患者、難病患者、低所得者、入院患者等には配慮を検討するとされた。参考資料3では対象となる77成分の一覧(案)が示された。高齢者の窓口負担割合の在り方については、今後政府・与党で議論が深められることが期待されるとされた。