OTC類似薬の保険給付見直しを巡り患者団体がヒアリングで要望、実施論点を議論
- 6団体要望書でステロイド外用薬の対象除外を要望
- 中間とりまとめへのパブリックコメントは897件寄せられた
- COMLは医師の判断基準の明確化とチェックシート作成を要望
- 妊娠・出産・産後の検討会は構成員15名で10月開始、12月とりまとめ予定
- 令和9年度予算概算要求で医療費国庫負担10兆7,141億円を計上
第214回医療保険部会では、OTC類似薬の保険給付の見直しの実施に関し、患者団体へのヒアリングと事務局資料に基づく議論が行われた。日本アレルギー友の会など6団体は、アトピー性皮膚炎に対する保湿剤が負担免除とされたことを評価する一方、ステロイド外用薬が対象のまま残っている点について除外を要望した。COMLは、医療用医薬品とOTC医薬品で効能効果が異なる場合の医師の判断や、がん治療後の有害事象対応、低所得者の負担増への懸念を示し、厚労省によるチェックシート作成などを求めた。事務局からは、令和8年8月6日公表の中間とりまとめへのパブリックコメント(897件)の結果や、8月27日開催の部会・患者団体ヒアリングでの主な意見が報告され、代替性の判断基準や指定難病患者の範囲、周知方法、施行後の検証などが論点として示された。また、妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会の開催要綱が報告され、構成員15名で10月から検討を開始し12月頃にとりまとめる予定であることが示された。さらに、令和9年度予算概算要求(保険局関係)について、医療費国庫負担や医療DX推進、予防医療関連事業の予算額が報告された。