マイナ保険証の利用促進、予防・健康づくり、医療費適正化計画、高額療養費基準見直しなどを審議
- マイナ保険証利用率は令和7年2月実績で25.42%
- 高額療養費の低所得Ⅰ区分基準額を年収80万円から80万6,700円に見直し、令和7年8月施行予定
- 令和4年度国民医療費は46兆6,967億円で前年度比3.7%増
- 第4期全国医療費適正化計画は令和6年度から令和11年度までの6年間
- 医療法等改正法案は地域医療構想見直し・医師偏在是正・医療DX推進が柱
第193回社会保障審議会医療保険部会では5つの議題が取り上げられた。まず資料1でマイナ保険証の利用促進等について、オンライン資格確認の利用状況(令和7年2月実績でマイナ保険証利用率25.42%)が示され、外来診療等におけるスマホ搭載対応など7項目の取組が報告された。資料2では被用者保険における予防・健康づくりの推進として、データヘルス計画の構造やPDCA推進、コラボヘルス推進のための健康スコアリングレポート等の施策が説明された。資料3では第3期医療費適正化計画(平成30年度~令和4年度)の実績評価と第4期全国医療費適正化計画(令和6年度~令和11年度)について報告され、特定健診実施率70%以上、後発医薬品使用割合80%以上などの第3期目標や、令和4年度国民医療費46兆6,967億円(前年度比3.7%増)等の実績が示された。資料4では、年金額改定を踏まえ、高額療養費制度(70歳以上)の低所得Ⅰ区分の基準額を、老齢基礎年金(満額)支給額の改定(80万円から80万6,700円)に合わせて見直すことが示され、令和7年8月施行予定とされた。資料5では医療法等の一部を改正する法律案の閣議決定について報告され、地域医療構想の見直し、医師偏在是正対策、医療DXの推進を柱とする改正内容と施行期日が説明された。