AnswersNews がIQVIA・および各社決算資料より2025年度の国内医薬品売上ランキングを発表している。

トップ10はすべて1,000億円超となっている。
首位はMSDのがん免疫薬キイトルーダで、薬価ベース2,269億円であり3年連続のトップとなる。国内で2,000億円を超えたのは2015年度のC型肝炎薬ハーボニー以来となり、5度目の市場拡大再算定を受けてなお、適応拡大により売上が伸びている。2位は第一三共の抗凝固薬リクシアナ(1,418億円)、3位はサノフィのデュピクセント(1,334億円)となる。

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8位には発売3年目のマンジャロが前年度比280%増で1,000億円に乗っており、同薬は今年8月には拡大再算定により25%薬価が下がることとなっている。自由診療も含めて異常な成長率を記録している。
ちなみに伸び率の1位も同社のイブグリース(443%増)となっている。

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トップ10のうち外資が創製した分子が7、日本発の自社創製は3 (リクシアナ(第一三共)、オプジーボ(小野薬品)、タケキャブ(武田))となる。
 また、領域としてはがん免疫(PD-1/L1)と代謝(SGLT2・GLP-1)、免疫・炎症が上位を占めている。

特許切れ(LOE)を迎えて後発品とバイオシミラーに浸食されている製品は大きく売り上げを減らしている。住友ファーマのエクア・エクメットは後発参入で64.9%減と売上が半減以下。科研のクレナフィンはAGを含む後発発売で46.2%減、武田のアジルバは39.5%減、中外のアバスチンはバイオシミラーと薬価改定で22.8%減となっている。ランキング10位のフォシーガも後発発売で微減に転じている。

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各社が示した2026年度の予想売上高を見ると、2位リクシアナはLOEにより2026年度は1,140億円(19.6%減)と、二桁減予想となっている。第一三共はこれに加え、エフィエント(77.4%減予想)、ビムパット(81.4%減予想)というLOEも重なる。杏林のデザレックス(77.5%減予想)、大塚のサムスカ(64.6%減予想)、持田のモビコール(78.0%減予想)などもパテントクリフとなる。