2026年に公表されたNature Indexの最新ランキングは中国が独走を続ける一方で、日本と韓国の論文寄与の伸びが、米・独・英といった上位の西側諸国を上回った。

https://www.fiercebiotech.com/biotech/japan-south-korea-challenge-wests-place-research-rankings-report

Nature Indexは、主要な学術誌への論文寄与度をShareという指標で測っている。2026年版(2025年実績)で、中国はShareを前年比22.4%伸ばし、上位10か国で唯一の二桁成長を記録した。
日本は5位を維持し、Shareは前年比9.0%増となってり上位5か国の中で中国に次ぐ2番目の成長率となっている。韓国は約10%増で7位に入っている。両国の伸びは、米国・ドイツ・英国といった上位の欧米国の成長率を上回っている。

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Nature Indexは2014年に始まった指標で、一流とされる学術誌に掲載された論文について、著者の所属機関をもとに国や機関の寄与度(Share)をカウントしている。掲載論文の数そのものではなく、どれだけ関与したかを按分して測っている。あくまで一握りの主要誌への貢献であり、研究力の全体像ではない。
そして2026年版は、初めて応用科学系の論文(約2万本)と社会科学系の論文(約2千本)がデータベースに加わり、対象は177誌・1会議に拡大している。収録誌の選定は、4000人超の研究者を対象とした調査に基づくとしている。前年比を公正に保つため、2024年のデータも新基準で遡って再計算されている。
https://www.nature.com/articles/d41586-026-01662-x
記事によれば2015年から2020年代初頭にかけて、Nature Indexの日本のシェアは急激に低下していたが、政策の変更により若手研究者への支援が強化され、給与も引き上げられたとのこと。

記事の中では“In 2023, the Japanese government launched a $63 billion fund modeled on the U.S. system”として10兆円大学ファンドも紹介されている。
https://www.sentankyo.jp/articles/68b1184d-3735-4c48-a124-6377c7bd3189