中医協総会第617回、薬価削除品目や最適使用推進ガイドライン改訂等を報告
- 薬価基準からアルプロスタジル注5μgシリンジを削除、経過措置は令和8年3月末まで
- オプジーボに肝細胞癌のガイドライン新規作成、結腸・直腸癌のガイドライン改訂
- ケサンラの用法・用量変更に伴いガイドラインを改訂(8月25日適用)
- 選定療養の提案募集を令和7年4月〜6月に実施、夏以降に中医協で議論
令和7年9月17日の中医協総会第617回では、部会・小委員会に属する委員の指名等、最近の医療費の動向、医療機器の保険適用、最適使用推進ガイドラインについて(報告)、公知申請とされた適応外薬の保険適用について、薬価基準から削除する品目について、令和6年能登半島地震に伴う被災地特例措置について、選定療養等の募集結果の報告についてが議題となった。薬価基準からの削除については、承継(製造販売業者の変更)に伴い、アルプロスタジル注5μgシリンジについて、製造販売業者を日医工岐阜工場から日医工株式会社に変更することに伴う薬価削除が示され、10月頃に経過措置(令和8年3月末まで)に移行する予定とされた。最適使用推進ガイドラインに関しては、オプジーボ点滴静注について「肝細胞癌」に係るガイドラインの新規作成と「高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する結腸・直腸癌」に係るガイドラインの改訂が報告され、留意事項通知として医療施設要件・治療責任者要件の追加が示された(通知発出日は令和7年6月24日・8月25日)。またケサンラ点滴静注液350mgについて、アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制に係るガイドラインの改訂が報告され、用法・用量の変更(初回350mg、2回目700mg、3回目1050mg、その後1回1400mgを4週間隔)が示された(通知発出日は令和7年8月25日)。選定療養については、令和7年4月から6月に実施した提案募集の結果を踏まえ、夏以降に中医協で議論することとされた経緯が参考資料として示された。